2024.7.9

PTA観劇会 ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」

PTA副会長 桑山 千恵

今年度は7月4日、梅田芸術劇場メインホールにて、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観劇致しました。当日は梅雨の中休み、お天気にも恵まれ、117名の皆様にご参加いただき、人気演目ともありほぼ満席の劇場で夢のひと時をお過ごしいただきました。

 メインホールは1,900名強の大型劇場で演劇はもちろん、クラシック音楽の演奏に適した残響と聴取レベルが確保され、音楽の響きの明瞭さとともに、舞台上の演奏音が身近に感じられるように設計されております。大型といえどもどの席からも舞台が身近に感じられ、より、観客との一体感を得られるのも魅力の一つです。

 この作品では、愛の純粋さとそれに対する社会的な障がいの悲劇が現代風にアレンジされて描かれており、中でも印象に残ったのは、二人の「死」という概念を舞台上でバレエの美しい舞により表現されていたところです。思わず客席にいる事を忘れ舞台へ引き込まれていきました。忘れかけていた純愛で心が熱くなり、運命の残酷さで目頭も熱くなってしまう作品でした。

 このロミオ&ジュリエットというミュージカルは、俳優にとっての登竜門ともいえる作品であり、この作品をきっかけに出世するそうで、より熱い演技を観ることができました。

 最後になりましたが、今年度の観劇会にあたり、多大なるご支援、ご協力を賜りました、同志社香里の先生方と職員の皆様、劇場関係の皆様に心より厚く御礼申し上げます。又来年度も保護者の皆様にお楽しみいただけるような企画を致しますので多くの方々のご参加をお待ちしております。